もみじ

【もみじ】

【も】っと風が 冷たくなると 
【み】ごとな錦 織りなす山々 
【じ】んわり温もり 感じる葉色
  彩り楽しむ 紅葉狩り


みなさま、こんにちは!
朝晩だいぶ冷え込むようになりましたね。
木々の緑も赤やオレンジに色づき、一段と秋の深まりを
感じさせてくれます。
今号のお題は【もみじ】です。

もみじは木の名前であるとともに
漢字で紅葉と書き、木々の葉が落葉前に色付くことを表します。
童謡「もみじ」にあるように、赤や黄色の濃いもの薄いもの相まって
常緑樹の緑と広葉樹の紅葉が山を彩る様子は、正に煌びやかな錦のよう。
紅葉狩りは秋を楽しむイベントのひとつですね。

登山やドライブ、ロープウェイなどで山々を見渡すも良し、
暖かな公園のベンチで木々を見上げるも良し、窓から庭を眺めるも良し。
ぬくもりを感じるもみじの色は、気持ちを温かくしてくれます。
最近は夜のライトアップを行っている公園や施設もあり
暗闇の中に照らし出されるもみじも、昼間とは違った美しさを楽しめます。

そのもみじ、木の名前でもみじと言えばカエデですね。
赤ちゃんの手のような葉が、幾重にも重なって真っ赤に色付く様は見事です。
カエデの種をご存知ですか?
風が吹くとクルクルと回りながら落ちてくる羽のようなもの、あれが種。
羽は1枚だったり、対になっていたり、
子供の頃は、落ちた種を集めては飛ばして遊んだりしたものです。

種ができるということは、もちろん花も咲くということですが
そういえば花は見たことがありません。
いつ、どんな花が咲いているのでしょう?
花の時期はもう終わっていますが
種を見たことのない方はぜひ、もみじの木を見上げてみてください。
可愛い羽根の付いた種が、風に乗って飛び立つときを待っていますよ。